2006年04月06日
欧州CL
欧州CL準々決勝 - 2ndレグ
4月4日、5日に、欧州最高峰の戦いであるチャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグ、計4試合が行われた。この結果、今季の欧州CLベスト4が決定している。1stレグをアウェイで戦い引き分けに持ち込んだ2チーム、優勝候補筆頭のバルセロナ(スペイン)と8チーム中で最多優勝回数を誇るACミラン(イタリア)は揃って準決勝へ駒を進めた。この2チームは準決勝で対決する。1stレグで2-0の完勝を収めていたアーセナル(イングランド)は順当に、一方、1-2で敗戦していたビジャレアル(スペイン)は逆転で、それぞれ準決勝に進んだ。こちらの両チームも準決勝で対戦することになる。
試合結果は以下の通り。左側が1stレグのホームチーム。()内は2戦合計スコアとベスト4進出チーム。
4/4
ビジャレアル 1 - 0 インテルミラノ ( 2戦合計2-2でアウェイゴールの多いビジャレアルがベスト4進出 )
ビジャレアルの得点者:アルアバレーナ(58分)
ACミラン 3 - 1 リヨン ( 2戦合計3-1でACミランがベスト4進出 )
ACミランの得点者:インザーギ(25分、88分)、シェフチェンコ(93分)
4/5
バルセロナ 2 - 0 ベンフィカ ( 2戦合計2-0でバルセロナがベスト4進出 )
バルセロナの得点者:ロナウジーニョ(19分)、エトー(88分)
ユベントス 0 - 0 アーセナル ( 2戦合計0-2でアーセナルがベスト4進出 )
いずれの対決でも拮抗した試合が展開された。完勝といえるのは1stレグでのアドバンテージを生かしたアーセナルだけだろう。怪我のデル・ピエーロや、出場停止のビエラ、カモラネージら多くの主力選手を欠いていた2ndレグのユベントスに、もはや反撃する力は残っていなかったようだ。
2試合の合計スコアを2-0としたバルセロナも完勝に近い。しかし、内容的には、開始早々にロナウジーニョがPKを外すと、1点目を取ってからはなかなか2点目が入らないという嫌な流れが続いた。ベンフィカを葬り去った2点目が入った時間を見れば、簡単な勝利ではなかったということが分かるだろう。
最も苦しんでいたのはACミランかもしれない。2ndレグのホームで先制したものの、すぐにスコアで並ばれ、アウェイゴール数により逆転されている状況で終了間際を迎えた。瀕死のチームを救ったのはまたも“ピッポ”ことフィリッポ・インザーギ。頼りになる男とは彼のような選手を言うのであろう。
今季の欧州CLで“旋風”と呼べるのがビジャレアル。昨季国内リーグ3位という成績や、一昨年UEFA杯準決勝進出など、これまでにもレベルの高さは見せつけていた。リケルメ、フォルランといった名手も擁している。しかし欧州CL初出場にしてベスト4に名を連ねるという荒業は、快挙以外の何物でもないといえよう。
以上、欧州の頂点を争う4チームが出揃ったわけだが、すでにベスト8の段階でチーム力に大きな差は見られなかったといっていい。コンディション、駆け引き、ジャッジ、巡り合わせ……これら全てを含めたわずかな差で勝者は決まっていくことだろう。欧州最高峰の戦いであるCLはとうとう佳境に突入する。
投稿者 kitamura : 2006年04月06日 08:09
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