《正式名称》 Republic of Trinidad and Tobago
《ユニフォームカラー》 赤/白
【通称】 Trinidad and Tobago
【首都】 ポート・オブ・スペイン
【言語】 英語
【国土】 5,128 km²
【人口】 110万人
【W杯出場回数】 0回
【五輪出場回数】 0回
【CONCACAFゴールドカップ優勝】 0回
【過去の有名選手】 -
【現在の監督】 レオ・ベーンハッカー (オランダ)
【現在の有名選手】 ドワイト・ヨーク、スターン・ジョン、シャカ・ヒスロップ
【FIFA略称】 TRI
【FIFA世界ランキング】 51位
※新規追加
カリブ海の南部に位置する小国で、その名の通り、トリニダード島とトバゴ島の2つからなる。国土の大半はトリニダード島であり、人口もそちらに集中している。“トリニダード”とはスペイン語でキリスト教の教義“三位一体”を意味し、これは島に3つの山があることから名付けられたという。一方、“トバゴ”とは先住民が吸っていた“タバコ”に由来している。両島合わせても、人口はやっと100万人を越える程度で、国土は日本の愛知県や千葉県のそれに満たない。どちらの意味でもワールドカップ出場国中で最小国ということになる。
文化的には様々なものが混じり合っていて、カリブを代表する独自の文化を形成している。首都ポート・オブ・スペインで開催されるカーニバルや、カリブ海周辺の大衆音楽カリプソなどは有名だろう。また、ドラム缶から作られた打楽器スティールパンはトリニダード・トバゴで発明されたもので、現在、正式に国民楽器として認められている。
人種構成も複雑で、トリニダード島にはアフリカ系、インド系を中心に、それらの混血や、少数だがヨーロッパ系や中国系もいる。トバゴ島はアフリカ系が多いようだ。1962年にイギリスから独立しているので公用語は英語だが、他にヒンドゥー語、フランス語、スペイン語、中国語なども使われて、宗教も多岐に渡る。
サッカーでは協会設立が1908年、FIFA加盟が1963年、W杯予選参加が1966年イングランド大会、という歴史を持つが、いかんせん国の規模からか、長い間、なかなか結果を出せずにきた。しかし、1990年代にドワイト・ヨークという世界的なスター選手が生まれ、2000年に開催されたCONCACAFゴールドカップでは同国初となる3位入賞を果たしている。
全盛期にマンチェスター・ユナイテッドで一時代を築いたヨークは現在34歳となりオーストラリアのシドニーFCに所属しているが、彼の他にもイングランドのクラブへ引き抜かれる選手が増えてきていて、代表チームの底上げが期待されている。まだまだその実力は北中米・カリブ海地区の2強であるメキシコ、米国、彼らに次ぐ3番手コスタリカにも及ばないというのが現状だが、長い年月を費やし小国が成し遂げたW杯本大会初出場という快挙は賞賛に値するだろう。
かつてスペインの名門レアル・マドリードなどを率いた経験を持つオランダ人監督ベーンハッカーの下、前述のヨークを中心に、イングランド2部のダービーに所属するFWスターン・ジョンらを擁するチームは、桧舞台への参加を今か今かと待ちきれずにいるに違いない。